マンゴーの歌

「4つの歌」収録楽曲中、唯一歌詞があとでつけられた曲です。吉岡さんの書いた歌詞を、遠藤さんがちょっとだけ直しました。冒頭の「朝日のエキス」の「エキス」が、最初は確か「しずく」だったような気がします。本当に微妙な違いです。

サビに出てくる「プラジャパティ」は、Wikipediaで”ブラフマー神が生み出した10人の聖仙たちを指して、「プラジャーパティ」と呼ばれる10人の創造神の呼び名”と説明されています。結構なものに祈ってるんですね。森羅万象に感謝、でしょうか。個人的にはなかなかそこまでの幸せに溢れることってないかもしれません。それとも、意識的に気づいてないだけで、実は密かに幸せだったりするのかも。皆さまはどうでしょうか?

音楽的には「南の島」的なクリシェがいくつか含まれています。イントロのリフ(メロディ)は沖縄もしくはインドネシアっぽくて、冒頭のコーラスなんかはハワイアンですね。

余談ですが、この曲の原型は2011年頃誕生しました。当時はテンポがもっと速く、グルーヴもハネてはいませんでした。しかも最初につけられた歌詞はカタコトのインドネシア語で、その後別バージョンの日本語詞がつけられ、おそらく3バージョン目でやっと「マンゴーの歌」になりました。この過程で少なくとも3年以上はかかっており、ある時期の自分の変化を共にしてきた曲といえます。

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